設備について

スカパーJSATは、合計18機の衛星を保有しています。衛星は36,000Km上空にあり、その衛星を地上からコントロールするのが、衛星管制センターです。

万一、主局が被災したり機器の故障が発生しても、副局で衛星管制を継続することが可能。

衛星管制センターの仕事と役割

衛星管制センターでは、通信衛星の健康状態を確認するためのヘルスチェックのほか、衛星の軌道制御、姿勢制御、衛星回線の監視などを24時間体制で行っています。一般的に、通信衛星の管制業務は、「衛星運用」と「回線運用」に大別されます。

1. 衛星運用業務

衛星運用は、通信衛星の健康状態や軌道などの監視・管制業務を指します。スカパーJSATが通信・放送サービスに使用している衛星は、静止衛星です。静止衛星の軌道位置は、太陽や月の引力等の影響を受けて少しずつ変動しますので、定期的に軌道位置を確認する「レンジング(衛星までの距離を測定)」や、軌道位置と姿勢を調整するための「マヌーバ(スラスタと呼ばれる小型ジェットを噴射)」などの作業が行われています。また、通信衛星が常に健康な状態であるかどうかを確かめるために、衛星各部の温度や電圧、電流などを監視しています。

衛星運用業務

2. 回線運用業務

衛星通信では、基準値を超えた電波が混信すると、回線品質が損なわれ、お客様の通信に悪影響を与えることがあります。回線運用は、通信衛星に搭載されたトランスポンダ(電波中継器)を使用した衛星回線の監視・管理業務を指します。衛星回線の異常や地球局の故障や誤操作による混信がないか、また、固定局・可搬局・車載局のアップリンク・アクセス・テスト(UAT)による送信レベルや周波数が正しく設定されているかなどを24時間監視しています。

 回線運用業務