システム紹介

システムの構成要素

SafetyBirdサービスのシステムは、概念的に下図のように構成されます。

コンテンツプロバイダ及び配信システム

構成機器 機器の概要
コンテンツプロバイダ 緊急地震速報などSafetyBirdで提供される情報の提供元です。
接続回線 コンテンツプロバイダと直接接続する専用線です。異なる通信事業者の2本の回線で接続されており、万が一地上回線で障害が発生してもサービスに影響はありません。
配信サーバ 緊急地震速報やその他の情報を受信・処理して、IPマルチキャストで送信するサーバです。出力される情報パケットは連送処理され、伝送路上のエラーや欠損に対して考慮されています。
時刻配信サーバ GPSに基づく正確な時刻情報を、衛星回線の遅延時間等を加味して、IPマルチキャストで送信します。
暗号化(CAS)サーバ セキュリティ及び受信コンテンツ制御のために情報を暗号化します。配信サーバ同様に、独立した2系統で運用されているため、万が一の障害でもサービスは継続されます。
冗長化 配信センターの設備はすべて独立した2系統で構成・運用されているため、万が一の障害が発生してもサービスは継続されるよう考慮されています。

その他詳細情報は、ご契約されたお客様に提供される「ご利用の手引き」に掲載されています。

駅設備など利用者や作業員の安全確保

SafetyBirdサービスでは、JASAT-2Aを使用しています。JCSAT-2Aは、東経154度の赤道上空に位置し、小口径アンテナの利用を可能とする高出力トランスポンダ(中継器)を搭載しています。衛星への送信は、配信センターの送信アンテナでの電力補償機能によって降雨に対しても強い回線となっています。

その他詳細情報は、ご契約されたお客様に提供される「ご利用の手引き」に掲載されています。

防災対応体制の早期確立、被害拡大の防止

構成機器 機器の概要
受信アンテナ 衛星からの電波を受信するためのパラボラアンテナです。
水平偏波受信可能なアンテナをご用意ください。
専用受信機 電波で運ばれた信号を受信し、IPパケットとしてLANに出力するSafetyBird専用受信機です。弊社のパートナー各社(販売代理店)にてお求めください。
パートナーリストはこちら
受信装置 情報を受信するためのコンピュータまたはそれに準じた装置です。暗号解除ソフトウェア及び、接点制御や音声再生、その他お客様のご利用用途に応じたソフトウェアを動作させます。
暗号解除ソフトウェア※1 受信した情報は暗号解除キーを利用して復号(暗号解除)され、標準アプリやお客様で開発されたアプリケーションなど上位のソフトウェアに情報を転送します。
暗号解除キー サービスご契約者様に弊社より貸与される、情報を復号(暗号解除)するための専用USBキーです。
ユーザシステム お客様のご利用用途に応じたシステムや装置です。例として、構内放送設備、無線発報装置、機器制御装置、ビデオカメラなどが挙げられます。
標準アプリケーション ご利用のニーズの高い機能を盛り込み、導入後すぐに情報を利用できるソフトウェアです。地図表示アプリおよびテキスト表示アプリがあります。

その他詳細情報は、ご契約されたお客様に提供される「ご利用の手引き」に掲載されています。

※1:PCシステム要件

暗号解除ソフトウェアをインストールし、動作させるためのシステム要件は以下のとおりです。
(他のアプリケーションソフトウェアなどを含めた要件ではありません)

  • OS: Windows XP Professional SP3、Windows Vista Business SP2(32bit)、 Windows 7 Professional SP1 (32bit、64bit)、Linuxカーネル2.6系
  • CPU: クロック速度1.5GHz以上のIntel Pentium系列のプロセッサ
  • メモリ: 256MB以上の空きメモリ
  • HDD: 200MB以上の空き容量
  • LAN: 1つ以上の10/100BASE-TX
  • USB: 1つ以上のUSB2.0またはUSB3.0のインタフェース(Aタイプ)
  • その他: CD-ROMドライブ (インストール時)


受信アンテナの選定・設置要件

(ア)必要条件
JCSAT-2Aを指向し、水平偏波を受信し、受信機まで適切な信号強度・信号品質で伝送できる必要があります。また、工事に関しては、雷サージなどに対しても適切な対策を施す必要があります。


(イ)アンテナの種類
アンテナはメーカによって複数の種類が販売されており、お客様のニーズに応じたタイプを選定することができますが、防災・減災用システムという観点から専用的にご利用されることをお奨めします。


(ウ) アンテナ径の選定
防災・減災用システムであることを考慮し、アンテナ径は60cm以上をお奨めします。アンテナ径は大きくなるほど降雨による影響を軽減できますが、その分、設備費用が大きくなる傾向があります。 全国の主な地点における回線稼働率は以下の通りです。

 

受信アンテナ径 60cm 75cm 90cm 120cm
受信地点 稼働率(%) 稼働率(%) 稼働率(%) 稼働率(%)
札 幌 99.99 99.99 99.99 99.99
仙 台 99.99 99.99 99.99 99.99
東 京 99.98 99.99 99.99 99.99
福 岡 99.96 99.97 99.98 99.98
鹿児島 99.96 99.98 99.98 99.99
那 覇 99.95 99.97 99.98 99.99

(エ)融雪装置
アンテナの鏡面などに着雪したり氷結したりすると受信状況に影響を受けますので、降雪が多い地域ではアンテナに融雪装置をつけることをお奨めします。


(オ)アンテナの設置方法
南東方向の空に障害物がないことが必要です。また、樹木やビルの建設など将来的に障害物となるものがないことも確認が必要です。全国各地のJCSAT-2Aの方向については、 こちらを参照ください。


一般的に窓ガラス越しで受信すると信号強度が大きく低下し、少量の降雨でも通信が切れやすくなるため、屋内に設置することはお奨め致しません。
その他詳しくは、各代理店までお問い合わせください。

このページのトップへ