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2005年10月06日
JSAT株式会社
通信衛星JCSAT-1Bの回線トラブルについて(最終報告)
〜JCSAT-1Bの復旧、財政状態および経営成績への影響について〜
 7月22日15時32分に通信衛星JCSAT-1Bにおいて発生した回線トラブル(トランスポンダ障害)につきましては、7月31日より軌道上予備衛星JCSAT-Rによりサービスを再開しておりますが、JCSAT-1Bの復旧、財政状態および経営成績への影響に関しまして、下記の通りご報告させて頂きます。

1. JCSAT-1Bの復旧について
本不具合の発生後、JCSAT-1Bの製造元であるボーイング社と協力して原因究明と復旧にむけて全力をあげてまいりました。これまでの過程において、衛星の推進系における障害発生に起因した姿勢変動によりトランスポンダ障害が発生したことが判明しておりましたが、その後さらに復旧にむけた作業を継続し、ボーイング社と分析、機能回復テストをおこなった結果、本衛星の機能が回復したことを確認することができました。その一方で、二度にわたる事故でお客様に多大なご迷惑をお掛けした経緯から、これまでJCSAT-1Bをお使い頂いてきたお客様については、原則他の軌道位置の衛星に移って頂くべく準備を進めておりますが、継続利用を強くご要望されるお客様につきましては、特定条件の下でサービス提供が可能です。


2. 当社グループの財政状態および経営成績への影響について
衛星の機能は回復いたしましたが、上記事情により、平成18年3月期中間決算(連結・単体)においてJCSAT-1Bの減損会計適用(約87億円)、お客様の他衛星への移行費用(約32億円)、軌道上予備衛星JCSAT-Rの移動による耐用年数の短縮(約17億円)などによる特別損失約140億円、リスクマネジメントの観点から全衛星の耐用年数見積方法の変更に伴う営業原価増など約45億円、その他合わせて総額約185億円の損失が発生いたします。 この影響により、今期の業績見通しは次頁の通りとなりました。

今回の障害発生により、皆様にはご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございませんでした。JSATではこれを教訓とし、安定したサービスの提供と今後の業績回復にむけて全社を挙げて取り組んでまいります。 今後ともご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
平成18年3月期の連結業績予想(平成17年4月1日〜平成18年3月31日)
(単位:百万円)
 
売上高
営業利益
・損失
経常利益
・損失
当期純利益
・損失 *1,2
営業
キャッシュフロー
中間期
(期首予想)
21,900
(21,900)
△1,000
(3,500)
△1,500
(2,900)
△10,000
(1,500)
-
通期
(期首予想)
42,500
(42,200)
500
(4,400)
△500
(3,700)
△9,500
(2,100)
16,000
(17,600)
*1. 税効果適用後
*2. 保険求償については現在交渉中であり、上記の見通しには含まれておりません。
平成18年3月期の業績予想(平成17年4月1日〜平成18年3月31日)
(単位:百万円)
 
売上高
営業利益
・損失
経常利益
・損失
当期純利益
・損失 *1,2
中間期
(期首予想)
20,200
(20,100)
△500
(4,200)
△600
(3,900)
△9,100
(2,300)
通期
(期首予想)
39,000
(38,300)
1,800
(6,000)
1,500
(5,800)
△7,500
(3,700)
*1. 税効果適用後
*2. 保険求償については現在交渉中であり、上記の見通しには含まれておりません。
以上
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