この度の合意に伴い、SOZO工房はJC-HITS事業を継承し、既存チャンネルのハイビジョン化及びチャンネル数の増加の早期実現に努め、既存事業の更なる品質向上を図ると同時に、ケーブルテレビ事業のさらなる高付加価値化に向け、双方向サービスを始めとした新規事業も展開する予定です。
JSATは、通信衛星回線の提供を含む当該サービスの運用に関連する業務を受託することで、今後もJC-HITSサービスの品質の維持・向上をサポートいたします。
なお、最終合意及びそれに基づく事業譲渡の期日は2006年3月末日を予定しております。JC-HITSサービスは、新体制下におきましてもケーブルキャストが従前どおり安定的かつ継続的に提供してまいりますので引き続きご理解、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
その一方で、ここ最近のFTTHサービス*1やIP系放送アプリケーション*2の拡大をはじめとした急激な事業環境の変化により、ケーブルテレビ事業者様の収益拡大のためには競合事業者と明確に差別化できる、より付加価値の高いサービスの拡充が重要視されるようになってきております。JC-HITSにおきましても、サービスの更なる発展と向上にむけて新たなアプリケーションの提供を可能とする体制に転換する必要性が生じてまいりました。
このような認識の下、JSATではJC-HITS事業を発展させるための総合的な事業見通しについて改めて検証した結果、衛星事業者であるJSAT単独の支援による事業拡大に限界があること、及びJSAT自身の衛星事業者としての事業の選択・集中の観点から、JC-HITSサービスの継続を前提としつつ、協業できるパートナーを検討してまいりました。
こうしたなか、JSATはSOZO工房よりJC-HITS事業の譲渡に関する申し入れを受け、交渉を進めてまいりました。SOZO工房はTMT(テレコム・メディア・テクノロジー)分野を中心に企業への経営支援及び投資活動を行っており、日本のケーブルテレビ産業及びそれに深く関わっているJC-HITS事業の将来性を高く評価しております。
JSATとSOZO工房の両者が合意に至りましたのは、SOZO工房がJC-HITSサービスの継続性はもとより、ケーブルテレビの市場拡大を促す新規アプリケーションの導入に向けた体制が構築できる点などをJSATが総合的に勘案した結果、JC-HITS事業を譲渡し、新体制下で当該事業の推進・拡大を図ることがケーブルテレビ業界全体の発展に繋がると判断したことによります。
このたびJSATはケーブルキャストの全株式等を譲渡いたしますが、引き続き衛星回線の提供を含む当該サービスの運用に関連する業務を受託し、JC-HITSサービスの安定的かつ継続的な供給を支援してまいります。またSOZO工房は新体制下において、番組のハイビジョン化やチャンネル数の増加などを通じた既存JC-HITS事業の拡大とともに、ケーブルテレビ事業の優位性を最大限に発揮すべく、双方向アプリケーションなど新たなサービスの開発・供給及びこれを推進するための更なる資本の拡充とアライアンスの構築に邁進いたしますので、今後ともご理解、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
事業内容は、テレコム・メディア・テクノロジー(TMT)分野の企業へ向けて経営戦略、事業戦略、財務戦略などに関するコンサルティング、実行支援を行っています。また、100%子会社であるSOZO工房投資を通じた投資活動を組み合わせることで、投資対象の企業価値を最大化させる取り組みを推進しています。